Brain テクノロジー

BrainテクノロジーはすべてのEpicモデルのリアショックに採用されています。Brainテクノロジーはペダリング時の安定性を提供しつつ、トレイルから来る衝撃に俊敏に反応し、それらを吸収します。リアショックではBrainアジャストメントにより5つの設定が利用でき、ライドの性質やご自身のライドスタイルに合わせた調整を可能にします。

2019および2020モデルではPosition-Sensitive Brainがフォークに導入されました。Position-Sensitiveダンピングは瞬間的なスパイクやフロントホイールが岩に当たってからBrain慣性バルブが開くまでの動作のためらいをなくします。非常にスムーズな動作です。慣性バルブがどのタイミングで開くか調整を重ねてきましたが、レースで証明された、ペダリング時のBrainの安定性はライダーがもっともそれを必要とする際に発揮されます。サドルから立ち上がり、スプリントしてみると、その速さが実感いただけます。以前のBrain搭載フォークではサスペンションストロークのはじまりに固さがありました。つまり、ストロークのはじまりのタイミングではフロントタイヤが岩や根っこにスムーズに追従するのではなく弾んでしまっていたということです。Position-Sensitiveフォークはトラベルの最初の部分も非常に追従性が高く、トラクションやコントロール性を大幅に改善しています。中には以前のBrain搭載フォークは動きが若干固いと感じていた方もいらっしゃるかもしれません。新しいPosition-Sensitiveフォークは一般的なサグを取った状態のレベルで走ることができ、特に登りで車体の安定性を高め、ライダーをより良い位置に留めてくれます。

ジオメトリ

現在のXCコースに合わせた、つまりこれまでになく大きく悪い条件下での使用を想定したジオメトリを採用しています。つまり、フロントエンドを長くしよりよい安定性を得るためにリーチを伸ばしました。また、ライダーのポジションを一定に保てるよう、ハンドリングを俊敏に出来るよう、ステムの長さを短くしています。以前のEpicよりも20mm程短いステムを使用しています。また一方で、安定性とハンドリングのためにヘッド角は1.5°寝かせています。

SWAT

すべてのEpicモデルは3つ目のウォーターボトルマウントがダウンチューブに配置されており、MTB XC Box(53217-1000)に対応しています。MTB XC Boxはスペアチューブ、CO2インフレーター、携帯工具を持ち運ぶソリューションを提供します。