システム状況

「システム状況」はTurboシステムが健全な状態かどうか、またはユーザー様によるなんらかの行動が必要かどうかを表示します。現在起こっているシステムイベントが表示され、ユーザー様で実行可能な簡単な方法で解決方法が表示されます。問題の解決が難しい場合、お近くのスペシャライズド正規販売店にご相談いただくように表示されます。また、一部製品では「高度な診断」機能によって遠隔地から販売店で診断を実行することも出来ます。

オドメーター

走行距離のデータはモーターに保存されていますが、バッテリーかディスプレイを介してアプリに送られます。

シリアル番号

バイクのシリアル番号です。同じ番号がフレームにも記載されています。

ホイール周長

Turboバイクは出荷時に付属のタイヤのホイール周長が設定されております。データはモーターに記憶されており、速度と走行距離の算出に必要な数値となります。Mission Controlは設定されたホイール周長を表示します。ホイール径やタイヤのサイズを変更したい場合、スペシャライズド正規販売店にご相談いただき、店舗にてホイール周長の設定をしてください。間違ったホイール周長を設定すると、Mission ControlやTCDのようなANT+デバイスに速度や距離の読み取り値が誤って表示されます。モーターのアシストにも影響が及びます。

バッテリー

バッテリーの項目に表示される赤い「>」マークを押すと、バイクに搭載されたバッテリーの詳しい情報をご覧いただけます。

充電状況: 現在のバッテリーの充電状況を表示します。TCD等で正確な充電状態を確認する方法を使用していない場合、こちらで充電のパーセント表示で確認出来ます。

バッテリーの状態: バッテリー残量を表示します。

注:300サイクルの充電、もしくは購入から2年経過のいずれかが早く到来した時点で初期のバッテリー容量が75%以上であることを保証いたします。20サイクル程度の充電回数でバッテリー容量が数パーセント減少し、その状態で1年以上バッテリーレベルが保持されることは決して珍しいことではありません。バッテリーについての詳細はTurboマニュアルをご参照ください。

充電サイクル: バッテリーマネージメントシステムはフル充電した回数をカウントしています。充電サイクルは500Whの容量のバッテリーであれば500Whの充電がなされた時点で1サイクルとカウントされます。バッテリーの経年劣化による減少も充電サイクルのカウントの計算に考慮されています。

シリアル番号: バッテリーのシリアルナンバーが表示されます。バッテリーの種類や製造の詳細を確認できます。

ハードウェア: バッテリーの詳細を確認することができます。

ファームウェア: バッテリーのファームウェアバージョンを表示します。最高のパフォーマンスとすべての機能をご利用いただくには、常に最新のファームウェアをご利用ください。

モーター

モーターの項目に表示される赤い「>」マークを押すと、バイクに搭載されたモーターの詳細をご覧いただけます。

シリアル番号: モーターのシリアルナンバーが表示されます。モーターのタイプや製造の詳細を参照することができます。

ハードウェア: モーターの詳細を確認することができます。

ファームウェア: 搭載されたモーターのファームウェアを確認することが出来ます。最高のパフォーマンスとすべての機能をご利用いただくには、常に最新のファームウェアをご利用ください。

温度: モーターのオーバーヒートは非常に稀ですが、万が一オーバーヒートが起きた場合、システムはモーターの出力を落としたり、場合によってはシステムをシャットダウンしてシステムを保護する場合がございます。摂氏90度までの温度上昇は正常です。

ディスプレイ

ディスプレイの項目に表示される赤い「>」マークを押すと、ディスプレイの詳細をご覧いただけます。

シリアル番号: ディスプレイのシリアルナンバーが表示されます。ディスプレイのタイプや製造の詳細を参照することができます。

ハードウェア: ディスプレイの詳細を確認することができます。

ファームウェア: ディスプレイのファームウェアバージョンを表示します。最高のパフォーマンスとすべての機能をご利用いただくには、常に最新のファームウェアをご利用ください。

高度な診断

高度な診断をご利用いただくと、設定やエラーログを含むバイクの詳細な診断がスペシャライズド正規販売店ネットワークに送信されます。ご利用にはインターネット接続が必要になります;送信にはおおよそ30秒程掛かります。この間、バイクは起動したままにして、スマートフォンの近くにあるようにしてください。バイクに問題がある場合、診断を送信した後にスペシャライズドTurbo正規販売店にご相談いただき、バイクのシリアル番号(WSBCxxxxxxxxxxxxx)をお伝えください。販売店にて診断結果を確認した後、どのような手続きが必要になるかをご案内いたします。

 Turbo Connect Display(TCD)アップデート

Mission Control上でTCDのファームウェアアップデートが可能です。皆様からのフィードバックにより、合計乗車距離が9999kmに達した場合、再度0からカウントされることが分かりました。これは以前のファームウェアでは4桁しか表示出来ない仕様であったためです。最新のファームウェアでは5桁の表示が可能です。

デバイスアップデート(Levo & Kenevo Gen2バイクが対象)

Mission Controlからのデバイスアップデートは現在次の製品で可能です:

  • Levo Gen 2 (Model Year 2019-2021)*
  • Kenevo Gen 2 (Model Year 2020-2021)*

*TCU1及びBrose 2.1モーター(ファームウェア 7.4.1)搭載モデル

モーターとTurbo Connect Unitのファームウェアをアップデートできるようにしたのは、ライダーから寄せられたフィードバックに応えるためです。今回のアップデートでは、トルクのピーク値の改善や歩行アシストの改善などが行われます。アップデートには最大で10分ほどかかります。アップデート作業中は、自転車との接続範囲内にいる必要があります。また、アップデートが正常に完了し、エラーメッセージが表示されないように、進行状況に注意してください。

注意:アップデート前にチューニング設定をプリセットとして保存していない場合、バイクはデフォルトの設定に戻ります。