Ride appでANGiのファームウェアをアップデートするよう表示されるのはなぜですか?

ANGiを快適にご使用いただき、appとANGiが適切に動作するよう定期的にアップデートを行っております。ANGiを最新に保つことでappとANGiがより良い形で利用できます。ANGiをご利用いただく場合、ANGiのファームウェアは最新のものである必要があります。

ANGiはなんの略ですか?

Angular and G-Force indicatorの略です。

ANGiは何を測定しているのですか?

ANGiは、事故の際にヘルメットに伝わる直線的な力と回転力を測定するために設計されたセンサーを内蔵した特許デバイスです。

ANGiにはどのようなセンサーが搭載されていますか?GPS受信機は搭載されていますか?

ANGiには、加速度計とジャイロが搭載されており、直線的な力と回転的な力を測定することができます。GPS機能は、ANGiセンサーが接続されているSpecialized Ride appで提供されます。

ANGiの仕組みは?

Ride appでライドの記録中に、ANGiセンサーが事故の際に起こりうる危険な衝撃を検知した場合、ANGiはRide appと通信して、緊急アラートを発し、カウントダウンをスタートさせます。カウントダウンがスタートしても、特に問題がない場合、カウントダウンを中止させ、ライドを続けていただけます。怪我をしてカウントダウンをキャンセルできない場合、Ride appはテキストメッセージで緊急連絡先に事故に遭った可能性があることを伝えます。緊急連絡先に事故の可能性を伝えるだけではなく、ANGiとRide appはGPS機能を用いて、あなたの位置を緊急警報を受け取るように設定した緊急連絡先に送信します。

もし私が 事故で怪我をしていない場合、緊急連絡先に不要な警告を送らないために、携帯電話のカウントダウンをキャンセルする時間はどのくらいありますか?

ANGiをスマホに接続し、Specialized Ride Premium appで設定を行うと、カウントダウンの長さを決めることができます。具体的には、ANGiが衝突の可能性を検知した瞬間から、ライドアプリが緊急連絡先にアラートを送信するまでの時間を設定できます。デフォルトのカウントダウン設定は15秒ですが、15秒間隔で15秒から90秒の間でカウントダウンを調整することができます。

スペシャライズドの古いヘルメットや他のブランドのヘルメットにANGiセンサーを取り付けることはできますか?

ANGiセンサーは、取り付け基準を満たすサイクリング用ヘルメットに使用できます。2019年以降のスペシャライズドのヘルメットモデルには、この目的のために特別に設計されたフィットシステムも搭載されています。こちらのユーザーマニュアルを参照して、ANGiセンサーを旧型のスペシャライズド製ヘルメットモデルや他ブランド製ヘルメットに装着し、正しく取り付けてください。

 ANGiセンサーを取り外すことはできますか?

センサーは接着剤で接着されており、推奨はしていませんが取り外すことは可能です。一度取り外すと再度取り付けることは出来ません。

ANGiに対応しているデバイスは?

Ride appは、iOS13以降のiPhoneとAndroid7以降のAndroidでご利用いただけます。

ANGiはスマートフォンとどうやって通信するんですか?

ANGiはBluetooth® Low EnergyでRideアプリを通じてスマホと接続します。センサーは、スマホのBluetoothの通信範囲にあり、Ride appが起動している間は、スマホとの接続を保ちます。

ANGiを使用している際に、その他のBluetoothデバイスを使用できますか?

はい。ANGiはオーディオや心拍計、パワーメーターなどのその他のBluetooth機器と競合することはありません。

バッテリーはどれくらい保ちますか?

通常の状態で、普通のライドですと、バッテリーは6カ月保ちます。バッテリー寿命を延ばしたい場合、以下のヒントをご参照ください:

  • ライドの度にANGiを接続してください。直感に反するかもしれませんが、ANGiを接続しないでライドをするとバッテリーの消耗が早まります。これはANGiが運動を検知することで、絶え間なく起動し、接続を試みるためです。ライドを記録せずにANGiを使うには、Safety-onlyモードをご使用ください。
  • 長距離を移動する際はバッテリーを取り外してください。例えばヘルメットを車のトランクや鞄に入れる場合、ANGiのバッテリーを次のライドを始めるまでは取り外してください。ANGiは動きを検出すると、その都度スマートフォンと通信しようと試みます。これを防ぐために、ANGiからバッテリーを外しておきましょう。

ANGiセンサーのバッテリーは何が使われていますか?

ANGiは一般的なCR2032コインバッテリーを使用しています。

ANGiは防水ですか?

はい、ANGiの防水性能はIPx7相当です。IPx7は水深1mで30分浸水した状態でも動作する防水性能です。

Ride appでライドを記録し、そのライドデータをSTRAVA®に同時にアップロードすることは可能ですか?

はい、お持ちのSTRAVA®アカウントをRide appに同期してください。一度同期していただければ、Ride appでライドを記録していただければ、自動的にSTRAVA®にライドがアップロードされます。

電磁波の心配はありませんか?

ANGiはBluetooth Low-Energyを採用しています。この技術は電磁波試験に合格しておりますので、その用途や設置される場所に対して安全であると評価されています。ANGiセンサーはグローバルに認証されており、すべてのFCCおよびCE基準を満たしています。

ANGiはICEdotと比べてどうですか?

スペシャライズドは2017年にICEdotを買収しました。ICEdotの創業者であるChris ZenthoeferがANGiとRide Appの開発をリードしています。

ANGiと同じ検知・通知機能を持つデバイスは他にありますか?

現時点では、衝撃や回転力の検知と自動通知を組み合わせて提供している機器やサービスは市場にありません。

Garmin社のインシデント検知機能とANGiの比較は?

Garmin®は、加速度計を使って自転車に衝撃があったかどうかを判断します。乗車、発進、停止などの規則的な動きは、アラームの誤作動を引き起こす可能性があります。さらに、アラームを作動させるような自転車への衝撃は、ライダーが無傷であっても起こり得ます。

ANGiは、ヘルメットに取り付けられ、頭部への直線的な力と回転力を測定するために特別に設計されています。このセンサーは、ライダーが自分で助けを求めることができないような危険な力を与える衝突に特に反応します。ANGiは、ライダーが最も必要としているときに助けを求められるように設計されています。

クラッシュした後にセンサーが外れたのですが、ヘルメットに損傷の兆候がなければ、そのヘルメットを使い続けても大丈夫ですか?

クラッシュ時にセンサーが外れなくても、ヘルメットに衝撃が加わった場合、交換が推奨されます。EPSフォームライナーに目視で確認できない破損がある可能性もあります。ヘルメットに関する詳しい情報はこちらのヘルメットページをご覧ください。

クラッシュした後、ANGiが事故のカウントダウンを開始しなかったのはなぜですか?

ANGiは、一定の程度を超えた衝撃が加わった際にRide appに衝撃アラートを送信するように調整されています。これにより、デバイスが誤った衝撃を報告する可能性が低くなり、自分で助けを求める信号を送れなくなるような衝撃がかかった際にアラートが発せられるように設計されています。加えて、ANGiが衝撃が加わったことをスマートフォンに伝えるには、Ride appでライドを記録している必要があります。