走行中にスプロケットからベルトが外れた場合、ベルトを交換する必要がありますか?

動力がかかった状態でベルトがスプロケットから外れると、ベルトが損傷している可能性が高いので、交換をお勧めします。トレイルや家から離れた場所にいる場合は、ベルトを再装着し、あまり負荷を掛けないようにしていただくことで、目的の場所まで走ることが出来るかもしれません。引張コードが損傷している場合は、ベルトは最大負荷に耐えられない状態になりますので、大きな負荷がかかると破損する可能性があることに留意してください。

雪が降ったり、氷点下の気温では制限がありますか?

このベルトは、雪や氷点下のようなチェーンやディレイラーに問題が起きうる状況を含め、ほとんどの状況で非常に優れた性能を発揮します。厳しい気象条件下では注意が必要です。CDX/CDCのコンポーネントの使用が許容される最高温度は85℃、最低温度は-53℃です。

最大の定格荷重はありますか?

最大定格荷重はありませんが、ゲイツカーボンドライブシステムは、チェーンドライブシステムと同じ要件であるEN 14766の業界標準を上回っています。

コンポーネントの交換時期は?

部品に摩耗が起きていないか、定期的に点検することをお勧めします。スプロケットは、曲がりや亀裂などの損傷がないかを点検してください。ベルトは、歯が折れたり欠けたりしていないか、歯の根元にひびが入っていないか、引張コードが擦り切れていないか、摩耗した歯の形が崩れていないかを点検してください。注:ベルトの歯の青い層が剥がれ落ちるのは、新しいベルトの慣らし運転上の正常な部分です。オーナーズマニュアル記載の写真をご参照ください。

バイクをクリーニングする際に、何か特別な注意が必要ですか?

カーボンドライブベルトは、非常に優れた耐薬品性を持っています。洗浄液が付着しても問題はありませんが、長時間洗浄液に漬け置くことは避けてください。